コンテスト
受賞事例

【就労事例部門】MEP賞
日本視覚障害者コーチ協会(JBCA)

視覚障害者の“聴く能力”を生かし、コーチングでクライアントを支援。

 子どもの頃から目が見えませんでしたが、大学で社会福祉を専攻したことを機に、社会との関わりを模索してきました。「人がやっていないことをやりたい」という思いもあって、まだ職域として確立していない視覚障害者としての職業コーチになることを決意しました。
 37歳のときに、日本視覚障害者コーチ協会(JBCA)のアリスプロジェクト・トレーニング(APT)に参加。同時に、職業コーチとしての活動を開始しました。「晴眼者と肩を並べたい」という思いから、当初は視覚障害があることを公言せずに営業活動を行っていました。日常生活での障害受容(障害があることを認め、受け入れること)ができていると思い込んでいた私でしたが、職業コーチという新たな領域に挑戦したことによって、そうではなかったと気づかされました。さらに新たな障害受容が必要であると考えた私は、「依頼者の話に耳を傾けるコーチングは、視覚障害者の“聴く能力”が優れている特性を十二分に生かせるもの。視覚障害があるからこその強みを生かして、これまでの人生で得たものすべてを使ってクライアントを支援しよう」と決心。現在、パーソナルコーチ、ワークショップ開催、講演活動を積極的に行っています。

審査員コメント

視覚障害者の「聴く」能力に強みを見いだし、それを実際の仕事や生きがいの創出に結びつけている取り組みに感動しました。人はついつい弱点に目が向きがちだが、強みに着目し、それを仲間同士の切磋琢磨によって伸ばしていくことで様々な可能性が広がるのだと教えられました。
日本視覚障害者コーチ協会(JBCA) 応募者/深谷 志帆(代表)

日本視覚障害者コーチ協会(JBCA)
応募者/深谷 志帆(代表)

視覚障害者を対象に、コーチングスキルを学ぶトレーニングプログラムを実施。コーチングを通じて、障害受容、新たな職域への挑戦、社会貢献の実現をサポート。生きがいと輝きにあふれた未来を手にすることができるよう活動しています。
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